GVPT200-Week 1

はじめに

 今回は現在履修している授業の今週の勉強記録についてまとめます。

 仕事との兼ね合いもあり、私は学期ごとに1つだけ履修するようにしているため、次のブログの更新が2か月後になりそうなところ、せっかくなので授業の備忘録も兼ねて今後は毎週の授業の内容を書いてみようと思います。

 Weekly Discussionのトピックや課題の内容はシラバスには記載されていないことなので伏せますが、どんなことを学んでいるか、どんなやりとりをしているかなどをまとめてみます。

 

 

GVPT200とは

 GVPT200は国際関係(国際政治)を学ぶオンライン(通信制)の授業で、掲示板での議論や課題の提出を通じて国際関係を学ぶクラスです。Political Scienceの専攻としては、GVPT170(アメリカの政府機関)のどちらかを履修する必要があるのですが、国際関係に興味があったのでこちらを履修しました。

 

今週の内容

  • Assess the likelihood of war when the international balance of power changes.
  • Discuss major terms related to international relations.
  • Explain how the collapse of the Soviet Union and the end of the Cold War changed the international balance of power

 

 

今週のタスク

  • Introduce yourself in the Introductions Discussion
  • Read and explore all the required materials
  • Discussions: Week 1
  • Thesis Statement

 

勉強記録

10/18(水)15分

 23:00-23:15

・GVPT200のコンテンツ(Weekly Discussionや課題)の確認

 

10/19(木)1時間

 23:00-24:00

・先生とのメールのやりとり

10/20(金)3時間45

 22:00-25:45

・先生からのボイスメッセージを聞く

Weekly discussion作成

 

10/21(土)7時間30

 14:30-17:00

 21:30-26:30

・図書館で資料を読む

Weekly discussionのコメント作成、先生からのコメントへの返信

 

10/22(日)1時間

 13:30-14:30

・Thesis Statement作成

 

授業内容と感想

・先生からのアドバイス

 今週から早速Fainal Paper作成のためのThesis statementの提出の課題があり、先生からはThesis Statement作成に先立ちどんなトピックにする予定かメールで連絡するよう指示がありました。

 Thesis Statementとは、エッセイにおける自分の主張を1文にまとめたものです。問いに対する答えといった形をとることが多いようで、例えば、冷戦はなぜ始まったのかという問いに対して、The Cold War started by three reasons: ○○, ××, and □□.「冷戦は以下の3つの理由により始まった:○○××□□」とまとめるのがThesis Statementらしいです(雑な理解かもです)

 私は先生に「これから変わるかもしれませんが、キューバのミサイル危機を扱いたいです。ただ、大きなトピックなのでどうThsesis Statementを立てたらいいのかまだ考えがまとまっていません」とメールを送ったところ、「グラハム・アリソンがキューバ危機における政策決定者の決断の分析をしていて、彼の特筆すべきところは冷戦終結後に新たな史料を用いて再度見直しを図っているところです。なので、「アリソンによるキューバ危機への評価は冷戦後にどう変わったのか」という問いに対するあなたの答えをThesis Statementにまとめるのが良いかもしれません」と返信がありました。

 とても分かりやすくてありがたい助け舟をもらえたのが印象的でした。

 

 

・Weekly Discussionでのコメント

 Weekly Discussionで冷戦における米ソの価値観の対立について触れたところ、先生からのコメントで以下の2点の質問がありました。

  1. たった今起こっているパレスチナ問題ではどんな価値観の対立があると思うか。
  2. パレスチナ問題を分析するときには価値観の対立以外にも分析のレベルがあり、国際関係システムの観点でいうと、国家主権の不可侵性の問題だとイスラエルは考えているが、政府の政策決定者はどういったレベルでこの問題を分析・解決すべきかと思うか。

 思っていた以上に難しい質問が来たな...と思いました。国連や他の国といった第三者が仲介したら〜と最初は思ったんですが、政府の担当者としては不適切な答えだなと思ってしまい、結局、回答を作るのに2時間もかかってしまい、これはこれから大変だ〜と感じました。

 

・課題文献について

 今週は授業が始まる火曜日以前にWeek1の課題文献に目を通せていたので順調にいけました。前に履修したGVPT100では、課題文献を読みきれず余裕がなくなっていたので、文献をを先取りして読んでおくことがかなり大事な気がしました。

 

・クラスメイトの自己紹介

 授業に直接関係ないことですが、クラスメイトの自己紹介が興味深かったです。

プライバシーに関わることなので個別の内容は伏せますが、今回の授業は米本土で受講しているクラスメイトが多く、米軍の中には色々な部署があることと、それぞれ色んなバックグラウンドを持っているんだな...と驚きました。こういったことを知れることは、基地内大学で学ぶことの醍醐味の一つだなと思います。

 

おわりに

 今回はGVPT200のWeek1の内容と感想をまとめました。大変になることが予見されますが、国際関係には興味があるので楽しみな部分もあります。余談ですが、こういった緊張しつつもわくわくしている様子を表す表現として、I Have butterflies in my stomachといったものがあると知り、自己紹介で使ってみました。

 なお、私は政治科学(Political Science)の授業を中心に紹介してますが、政治科学の授業はUMGCの中でも例外的なコースなので、全ての授業がこういった雰囲気ではないということをお含みおきください。

 余裕がなくて難しい週もあるかもですが、今後も週ごとの勉強の記録を投稿できたらと思いますので、よろしくお願いします。