基地内大学の応募面接について

1.はじめに

今回は基地内大学の応募面接について書こうと思います。

基地内大学に入学するには、自治体や文化団体による面接に受かる必要があります。

私は本土の基地内大学のブリッジプログラムに通うため、窓口となっていた自治体に応募しました。基地内大学の面接について知りたいとコメントいただいたので、ご参考までに紹介しようと思います。

 

 

2.面接の内容

私は窓口となっていた自治体の外に住んでおり、当時はコロナ禍の外出制限がされていたことから、オンライン(Zoom)での面接となりました。事前に電話でやりとりを行なっていた担当者の方を含む5人程度の面接官がおり、どの方も年配の日本人でそれなりの立場のように見受けられました。

面接の時間は7分程度で、応募時に提出した願書の内容を深掘りするような質問をされました。

・基地内大学への通学手段及び時間の確認

・基地内大学に通うことについて、職場からの理解が得られているかどうか

・志望理由の深掘り

 

私が応募した際には応募者が4名と少なかったので、応募者を選別するような面接ではなかったと思います。応募者が基地内大学に継続して通学できるかどうかを確認するような印象を受けました。

窓口となる自治体や文化団体は、基地内大学に対して候補者を推薦する立場にあります。自治体であれば、「この人は大学にしっかりと通うことが出来ます」と市長の名前でお墨付きを与えることになるので、そのあたりを確認していたのかなと思います。

だからと言って、以上の質問に対して嘘でやり通すことはよくなく、通学手段や時間を適当に考えていたり、職場からの理解を得られていないと、面接を潜り抜けたとしても実際の通学に支障を来すことになるかと思います。なので、面接を小手先のテクニックではぐらかすのではなく、しっかりと計画を立てたり職場へ事前に相談しておくことが重要だと思います。

また、私は面接時に英語力を試されるのか不安だったのですが、そういったことはありませんでした。英語力の確認は、応募時に提出する英語資格の確認で十分なようでした。

 

3.おわりに

以上が、私が応募した際の基地内大学の面接の内容です。

私は倍率が低いときに応募したので、就職面接のような厳しい面接ではありませんでした。

ブリッジプログラムは最低10人いないと開講されないため、本土の基地では倍率が高いといったことはあまりないのかなと思います。私の場合は、人数が足らなかった本土の基地の寄せ集めでZoomでの授業となったくらいです。(こう書くとよくなく見えるかもですが、全国の人と知り合いになれてとてもよかったです)

この辺りは自治体によっても差があるかもしれませんので、私が経験した面接の内容はあくまで参考程度に考えて頂けたらと思います。

次回は、私が苦労した面接後の提出物、推薦書について書いてみようと思います。